今回、機内食を変更方法をまとめました!
シンガポール航空を例に挙げますが、他の航空会社も同じような手順が多いと思うのでご参考にしていただけたら幸いです。
皆さん機内食を変更できることはご存じでしょうか?
今回紹介するシンガポール航空は、搭乗の24時間前まで特別食の事前変更を行うことができます!!(※就航場所によって事前変更の締め切り時間が異なります)
機内食の変更手順
航空会社のホームページにアクセス
まずは各航空会社のホームページにアクセスし、予約の管理画面を開きます。(予約画面に行くには、航空券を予約した際の予約番号orEチケット番号と苗字(パスポート通り)でログインできます。この形式のログインは各航空会社に共通していると思います)
予約番号とeチケット番号はどこにある?
Trip.comで予約を行った場合は、Trip.comで指定したE-mailに下記のような旅程表が送られてきます。この中で予定管理画面へ行くために必要な番号は、赤マークの「62XKS●」が航空会社予約番号もしくは黄色いマークの「618-245113094●」eチケット番号となります。
セブパシフィックの場合、下記の「BORDING PASS」内に表示される赤いマーク「HL552X」が予約番号となります。
予約管理画面の表示
予約の管理画面を下にスクロールすると、食事の種類が表示されている欄(下記写真内の黄色い枠)を見つけることができます。欄内の「選択/スキップ」を選択し、機内食変更画面に行きます。
機内食変更画面
特別食の選択
特別食の選択画面にたどり着くと、カテゴリーごとに分かれたメニューの中から希望の食事を選択します。
シンガポール航空では、特別食のカテゴリーは「規定食(Dietary)・宗教(Religious)・ベジタリアン(Vegetarian)」の3種類。各カテゴリー、規定食(10種類)・宗教(2種類)・ベジタリアン(5種類)となっており、全部で17種類の食事から選択を行うことが可能です。
特別食を選択すると
例えば、減塩食を選択すると、下記の東京toシンガポールの通り「Infligt Menu」が「Selected:Low Solt Meal(Special Meals)」に変更されます。
シンガポール航空の場合、機内食変更画面の左上に表示される「「予約の管理」に戻る」をクリックします。すると、下記のように「Save your meal selections」と表示されるので「YES,SAVE AND EXIT PAGE」で確定します。
変更が確定すると、予約管理画面で表示される機内食の種類が指定(希望)した食事に変更されます。
予約管理画面で変更されていることを確認して、特別食の変更は完了です。また、航空会社によっては変更内容の確認のため、e-mailに変更内容を送信することもあります。
下記の通り、変更内容(変更部分は赤マークの部分)がメールで送られてきました。
実際の食事・減塩食と通常食
特別食変更後(減塩食)
今回、成田ーシンガポール間の食事を減塩食に変更しました。
提供された食事を見ると、各お皿の蓋に「LSML」というシールが貼られているのが分かると思います。これは、「Low Solt Meal」の略で「減塩食」を意味します。
減塩だと味がなくなるものかと思っていましたが、とてもおいしかったです。(今まで食べさせていただいた機内食の中で一番美味しいと感じました。)
また、減塩食だから食事量が減るということではなく、お腹がパンパンになるほどの量が出てきます。機内食で足りない方は、ご自身でスナックを持ち込むのもよいと思います。シンガポール航空では、機内にスナックを常備しているため、キャビンクルーに頼むと持って来ていただくことが可能です。
<減塩食内容>
[メイン]
キヌアと鶏肉
(トマトとスパイスベースの味)
[サラダ]
お豆・コーン・ジャガイモのバジルサラダ
[フルーツ]
オレンジ・キウイ・メロン
[パン]
すこし甘めのパン&無塩バター
[飲み物]
水・調製豆乳
[スナック]
古代米スナック・ドライフルーツ
[デザート]
ハーゲンダッツ(クッキー&クリーム)
変更なし(通常食)
シンガポール~セブまでは通常食を選択しました。
正直、減塩食を経験した後だったからかとてもしょっぱく感じました。中でもマッシュポテトはとても塩味が強く単体で食べきるのは大変でした。
塩味が強いものが苦手・トレーニングなど健康面で食事の調整をする必要がある方は、ぜひ機内食を変更してみることをお勧めします。
<通常食内容>
[メイン]
マッシュポテト、ニンジン、枝豆、トマトと魚のラグー
(ラグー:シチューのような料理)
[サラダ]
スモークサーモンとハニーマスタードコールスロー
[パン]
ロールパン
[飲み物]
水
[デザート]
マンゴーとサゴのゼリー
番外編(機内スナック)
シンガポール航空では、機内食・ドリンク以外にもスナックが常備されています。
「少し小腹がすいたな~」「映画・お酒のお供がほしいな~」というときは、ぜひキャビンクルーに聞いてみてください。
今回の成田~シンガポール間では、下記のようなスナックをいただくことができました。
グラノーラバーを頼んだのですが、とても親切なクルーの方でキットカットとポップコーンもいただきました。とてもありがたいですね。
まとめ
今回初めて機内食を変更してみましたが、個人的にはとても良いサービスだと思いました。
特に、上空ではむくみやすくなるのでむくみ対策としてとても良かったと思います。また、特別食だからと言って味が劣ることはなく、むしろ今まで食べた機内食で一番おいしかったです。次回も利用したいと思います。
健康・嗜好・宗教の多様性を考慮し10種類以上の食事から選択をし、機内での時間をより快適に過ごせると思います。機会がある場合はぜひ試してみてください。