文武廟(Man Mo Temple)-香港最古の寺院の魅力とは

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セントラル

高層建築に囲まれひっそりとたたずむ、香港最古の道教の寺院、文武廟(ぶんぶびょう)

中に入ると、そこには現代の香港の風景とかけ離れた幻想的な風景が広がっています。今回は、この不思議と人を惹きつける文武廟について歴史と見どころをご紹介します。

歴史

文武廟は、1847-1862年に華人の富裕商人により建てられました。寺院内では、昌帝(「文(知識と学業)をつかさどる」)と関帝(「武(公正と忠義)をつかさどる」)の二神が祀られています。また、1994年に1級歴史的建造物に指定され、2010年には正式に記念碑に指定されました。

見どころ

建築構造

3つの建物がつながった構造になっており、各建物は前後に2部屋からなっています(また、各建物の前方の部屋から後方の部屋へは、数段の階段を登ることで移動することができます)。これは、清時代(1644〜1912年)に南方で流行った様式のようです。

3つの建物は、左から「文武廟」,「列聖宮」,「公所」となっています。

「文武廟」では、先に述べたように昌帝(「文(知識と学業)をつかさどる」)と関帝(「武(公正と忠義)をつかさどる」)の二神が祀られている建物になります。3つの建物の中で、最も観光客がおとづれる場所であると思います。また、各旅行サイトに載っている線香の風景はこの文武廟で見ることができます。

「列聖宮」は、多種多様な天神様を祀るために建てられたそうです。

「公所」は、以前は重要な集会所として地域社会の問題・紛争の議論が行われていたそうです。

屋根

建物内部に目が行きがちですが、屋根に目を向けると、文武廟の屋根は建設当時とても鮮やかであったことが想像できます。特に建物の上部は、様々な色が使用された彫刻によって装飾されています。行った際は、是非確認してみてください。

大塔香(螺旋型の線香)

文武廟の雰囲気を引き立てている大塔香(螺旋状のお香)は、線香を焚ける時間が長くなることから、願いを伝える時間が長くなるようにとの願いが込められているそうです。(参考 Large Coil incense:TWGHs Temple and Cultural Services Website

場所

場所:Man Mo Temple, Hollywood Rd, Sheung Wan, 香港

営業時間:毎日 8:00 ~18 :000

料金:無料

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