Hong Kong Palace Museum(香港故宮博物館)

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香港の歴史

2022年のオープンから100万人以上が訪れる、香港故宮博物館について旅行体験をまとめてみました!

香港故宮博物館とは?

香港故宮博物館は、The Hong Kong Jockey Club Charities Trustからの3500万香港ドルの寄付をもと、西九文化区管理局と故宮博物館(北京)のコラボレーションプロジェクトにより完成されました。

展示スペースは非常に広く、また展示品の数は900点を超えます。
実際、展示品を全て見て回るのに3時間以上かかったのではないかと思います。(当日チケットの購入方法についてはこちらをご参考ください:当日チケットの取得方法とは

セクションごとの展示品の違い

<9つのセクションと各テーマ>

  1. 紫禁城へ潜入:建築物・コレクション・遺産
  2. 紫禁城の町での生活:夜明けから夕暮れまで
  3. 粘土から宝物へ: 故宮博物館所蔵の陶磁器
  4. 荘厳との出会い:清朝時代の皇帝・皇后の肖像画
  5. オリジナリティの追求:コンテンポラリーデザインと伝統工芸の対話(THE QUEST FOR ORIGINALITY: CONTEMPORARY DESIGN AND TRADITIONAL CRAFT IN DIALOGUE)
  6. プライベートからパブリックへ:香港における美術収集の歴史
  7. NO BOUNDARIES: 故宮博物館の文化の再解釈(NO BOUNDARIES: REINTERPRETING PALACE MUSEUM CULTURE)

どんな展示品があるの?

下記では、どのような展示品があるのかを各セクション数点づつご紹介します。

セクション1:紫禁城へ潜入

北京の中央に位置する紫禁城は、かつて政治・文化の中心でありました。
紫禁城が現在の姿になったのは清時代といわれ、セクション1では、清朝時代の100点以上(故宮博物館所蔵)の展示品をを使用して紫禁城を説明しています。

セクション2:紫禁城の町での生活

君主と妃の住居として使用されていた紫禁城での華麗な生活が、300点以上の展示品によって語られます。

セクション3:粘土から宝物へ

陶器品は日常品というだけではなく、支配者・貴族の地位を表すものとしても使用されていました。セクション3では、明清時代の陶器品が150点以上展示されています。

また、素材・温度の違いによる作品の仕上がりの違いについては、実際に各陶器がどのような手触りの違いが出るのかを触って理解できるようになっている場所もあります。

セクション4:清朝時代の皇帝・皇后の肖像画

皇帝・皇后の肖像画から語られる清朝時代の儒教崇拝について、様式の変化・画の中に表される象徴的な意味・肖像画の修復方法などが展示品を用いながら説明されます。また、清朝時代の礼拝の儀式については、プロジェクターによる上映も行われています。

セクション5:コンテンポラリーデザインと伝統工芸の対話

伝統工芸について、100点以上が展示されています。そして、それぞれのデザイン・作成背景・素材による仕上がりの違い・現代デザインへの影響が展示物・VTRにより説明されます。

セクション6:香港における美術収集の歴史

貿易都市として発展した香港での美術収集に関して、100点以上がそれぞれのコレクターの説明と共に展示されます。

セクション7:故宮博物館の文化の再解釈

伝統文化を新しい方法で解釈する取り組みとして、アーティストを6名招いて作品を展示しています。

絶景を望める展望デッキ!?

香港故宮博物館は、展示品だけでなく展望デッキから眺める景色もとても美しいです。

場所

場所:8 Museum Drive West Kowloon, Tsim Sha Tsui, 香港

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